構図と距離

いくつかのモチーフを表現したい時には、構図の取り方というのがポイントになると言えるでしょう。構図というのは、紙や画面上にモチーフをバランス良く配置していくことであり、モチーフとその周辺空間部分を四角のフレームでどう切り取るかを考えていくということと言えるでしょう。

いくつかのモチーフを描こうとした場合、モチーフ全体が絵の中心になっているとは限らないと言えるでしょう。つまり、物理的な中心を中心と考えるのではなく、モチーフを見て感じた印象を基にして構図としての心理的な中心を決めていく必要があると言えるでしょう。

心理的中心というのは、モチーフ全体を見たときのバランスの中心と言え、絵画などで見られる構図の基点とも言えるでしょう。もちろん言うまでもなくフレームの中央がその位置であるとは限らないと言えるでしょう。

また、構図を決める段階で注意したいのは、必ずモチーフ全てを画面内に収めなければならないと言う考えは必要なく、強調したい部分や、どうしても描きたい部分がある場合などには、思い切ってモチーフの一部分を削除してしまうことも一つの手法と言え、これを「トリミング」と呼んでいます。

ホームページ作成などの際は、使用したい画像などの編集の際に用いることがある手法でしょう。

造形やデザインをする際に必須とも言われる作業の一つに、遠近感を調整すると言うことがあるでしょう。これは「遠近法」と呼ばれ、パースペクティブやパースとも呼ばれています。

線路を例に説明すると、線路に立って前を見てみると、実際には平行に伸びているはずの線路が、地平線へ交わるように見えることがあるでしょう。

この交点のことを「消失点」と呼んでいます。ある線上の1点に収束していくそれぞれの線が、距離感や奥行きを表し、その線の収束などを利用して終わりを出していく技法が「線遠近法」と呼ばれています。

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